古関裕而記念館
古関裕而記念館は、福島市が生んだ偉大な作曲家である古関裕而の功績を称え、その作品群や足跡を広く紹介するため、1988年(昭和63年)に福島市により開設されました。
館内には古関裕而の自筆譜やレコード、ゆかりの品々など多数の貴重な資料が展示されています。
古関裕而は1909年(明治42年)8月11日に福島市大町に生まれました。
代表作には、東京オリンピックの選手入場行進曲「オリンピック・マーチ」、NHKラジオドラマの主題歌の「鐘の鳴る丘」や「君の名は」、長崎原爆の受難者への鎮魂歌「長崎の鐘」、早稲田大学応援歌「紺碧の空」などがあり、作曲作品総数は5,000曲に達すると言われています。
1979年(昭和54年)4月 古関裕而は福島市名誉市民の第一号ととして、その偉大な功績を称えられました。
1989年(平成元年)8月18日 逝去。
アクセス(福島交通バス)
〇福島駅東口バス乗り場 2番ポールと3番ポールから出ている競馬場・日赤病院方面行きに乗車
約15分(福島交通バスの時刻表より)の乗車 日赤病院前下車
徒歩3分で古関裕而記念館に到着
※バスの本数はこちらが多いです。
〇福島駅東口バス乗り場 7番ポール 古関裕而メロディーバスに乗車
約17分(福島交通バスの時刻表より)の乗車 古関裕而記念館前・音楽堂で下車
徒歩1分で古関裕而記念館に到着
利用案内
■開館時間 午前9時~午後5時
■休館日 年末年始(12月29日~1月3日)
■入館料 一般300円(団体240円) 小中学生100円(団体80円) ※団体20名以上
古関裕而プロフィール
古関裕而 (本名、古関勇治)は 、明治42年福 島市大町に生まれ、昭和5年9月 に日本コロムビア(株 )
に作曲家として入社、以来、作曲活動を継続し、戦前においては「暁に祈る」「露営の歌」等の歴史的作品を残したほか、戦後の荒廃した社会の中にあっては「とんがり帽子」「長崎の鐘」等未来へ希望を抱かせる明るい歌謡作品を発表し多くの人々に愛唱されています。
さらに、菊田一夫氏とのコンビで昭和22年 以降は放送作品に力をそそぎ、NHKラジオ・ドラマ「鐘の鳴る丘」「さくらんぼ大将」「君の名は」等の主題歌を発表し一世を風靡したことはあまりにも有名です。
こうした数々の放送関係における業績により同28年NHK放送文化賞を受賞しました。
また、昭和39年 アジアで初めて開催されました東京オリンピックの選手入場行進曲「オリンピック・マーチ」を作曲しました。
作曲作品総数は、約5,000曲 にもおよび、スポーツ・ラジオドラマ・歌謡曲0演 劇・校歌・社歌等、多岐にわたっています。こうした一連の功績によって昭和44年 には紫綬褒章を受章しています。
また、昭和54年 4月 には福島市名誉市民第一号となり、その功績と栄誉をたたえられています。 (古関裕而記念館リーフレットより)
ふくしん夢の音楽堂
同じ敷地内にはふくしん夢の音楽堂もあります。
この音楽堂はパイプオルガンも備えている本格的な音楽ホールです。
令和5年8月11日(古関裕而の誕生日)には、古関裕而の野球殿堂入りを記念して、福島市古関裕而記念音楽祭が開催されました。
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